1)
研究課題および筆頭発表者を登録部会等で検討し、指定する(年1回、日本遺伝性乳癌卵巣癌総合診療制度機構(以下JOHBOC)が主催する学術集会の時期を目安に)。
年間2-3題程度(数年ごとに更新した同じ課題も含む)選定する。
筆頭発表者は登録10例家系以上の施設から登録部会が選定する。
筆頭発表者の所属する施設の筆頭者以外数名までおよび関連する分野の部会員(任意)、登録部会長(必須)、理事長(必須)、NCD解析担当者(必須)を共同発表者とする。
解析は登録委員会が行なう。
費用は請求しない。
学会発表の場合は指定から1年以内の発表、発表後1年以内に論文化(アクセプトまで)すること。発表が1年を超える場合は、登録委員会事務局まで連絡すること。2年を過ぎても掲載証明の届け出でがない場合は一度登録部会から督促を行い、登録部会が,速やかに掲載ができないと判断した場合は他の方法で公表できることとする。
2)
研究課題を公募する(年1回申請)。
年間2-3題程度。
筆頭発表者は登録2家系以上の施設に所属すること。
応募研究課題を登録部会と学術部会で審査し、1)の研究課題に重複しない課題を指定する。
筆頭発表者の所属する施設の筆頭者以外数名までおよび登録部会長(必須)、理事長(必須)、NCD解析担当者(必須)を共同発表者とする。
解析は登録部会が行なう。
学会発表の場合は公募課題採用後1年以内の発表、発表後1年以内に論文化(アクセプトまで)すること。発表が1年を超える場合は、登録委員会事務局まで連絡すること。
ただし公募課題採用後2年以内の掲載証明の届け出でがない場合は一度登録部会から督促を行い、登録部会が速やかに掲載できないと判断した場合は他の方法で公表できることとする。
1)2)はJOHBOCが主導して行う研究報告であるが、次項3)のようにJOHBOC登録参加施設が自主的に行う臨床研究の中で本登録事業のデータを用いる場合も考えうる。
3)
施設の臨床研究の対照としてデータを使用する場合(随時受付)
使用したい項目の解析を登録部会に申請する。
【申請が認められた場合】
筆頭発表者は登録1家系以上の施設に所属する会員であること。
研究課題は、研究開始前までに筆頭演者の所属する施設の倫理委員会で承認が得られている必要がある。
解析は申請された項目に関し登録部会が行なう。
解析に関わる費用を請求する。
学会発表の場合は申請承認後1年以内の発表、1年以内に論文化(アクセプトまで)すること。発表が1年を超える場合は、登録委員会事務局まで連絡すること。
刊行物あるいは学会発表等のスライドなどに「運用規定に従いJOHBOC登録部会で承認の上使用」を記載する。
注1.1)-4)の研究で論文発表された論文はホームページ等で紹介する。
既報のデータは発表先の論文の規定に準じて利用できる。
注2.1)-4)の研究で論文作成に伴う諸経費(投稿料、英文校正費用、別刷り請求等)は各執筆者の負担によるものとする。
注3.1)の研究の発表については、発表施設に偏りが生じないように筆頭発表者に選ばれた施設に所属する会員は、次年度の筆頭発表者の選考に含めないものとする。
附則:本運用規定は2020年2月4日より運用する。