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施設認定申請に関するFAQ

施設認定申請に関するFAQ

Q1. 診療実績について:当院ではHBOCに関連する診療の実績はありません。施設認定の申請は可能でしょうか?

A1.

JOHBOCによる施設認定では、基幹・連携施設に関しては、原則、診療実績を評価の対象としています。協力施設に関しては評価の対象としていません。

Q2. 基幹、連携、協力施設の連携体制の説明:施設認定の申請にあたり、連携体制はどのように確保すればよいでしょうか?

A2.

1.基幹施設を目指す場合、連携・協力施設との連携協定締結は要件となりません。

2.連携施設を目指す場合、基幹施設1施設(複数不可)との連携協定の締結が必要となります。協力施設との連携協定は必須ではありません。

3.協力施設を目指す場合、基幹施設あるいは連携施設との連携協定の締結が必要です。

基幹・連携施設についてはHPをご確認ください。いずれの場合も、連携協定を締結して後,連携協定書を提出してください。なお、連携・協力施設は複数の基幹施設との連携は認めておりません。

連携・協力施設は、認定申請の際に協定書が必要となりますので、連携協定書の原本は必ず施設長の公印を捺印の上、各施設で保管していただき、コピーまたはPDFを提出してください。

Q3. 診療実施責任者と診療連携責任者について:診療責任者と診療連携責任者について教えてください

A3.

診療責任者は,日本人類遺伝学会及び日本遺伝カウンセリング学会・臨床遺伝専門医,日本乳癌学会・乳腺専門医,日本婦人科腫瘍学会・婦人科腫瘍専門医の3専門医資格の何れかを有し,且つ,当機構教育事業規則細則に沿って,要件を満たすだけの同部会が認めたカリキュラムコードの受講を全て完了している事(要証明)を要件とします.連携責任者については、当該施設の常勤医とします。

Q4. セミナー受講について:実施医師として登録する場合、どのセミナー受講が必要なのでしょうか?

A4.

施設認定申請において、実施医師にはJOHBOC教育部会の認めたカリキュラムコードを満たした3年以内の講習会の受講証明*が必要になります。申請時に様式2-別添2のエクセル表のリストから選択してください。

*受講証の有効期限は、当機構教育事業規則細則での規定を参照ください。

Q5. 遺伝学的検査受注契約書はBRCA Analysis 検査だけでよいですか?

A5.

BRACAnalysis®診断システムなどのコンパニオン診断(保険適用)だけでは、HBOC診療全体を網羅することは出来ません。BRCA1/2遺伝子のシングルサイト解析を含む保険適用外のBRCA1/2遺伝学的検査も実施できる体制を整備してください。