一般社団法人日本遺伝性乳癌卵巣癌総合診療制度機構は、日本人類遺伝学会、日本乳癌学会、日本産科婦人科学会の協力のもと、遺伝性乳癌卵巣癌及びその疑いのある患者や家族に対する診療体制の整備と拡充を図り、国民の医療乃至予防医学の向上に寄与することを目的として、2016年8月に設立されました。
英名をJapanese Organization of Hereditary Breast and Ovarian Cancer(JOHBOC)と称します。 主たる事業として、遺伝性乳癌卵巣癌診療施設の認定、遺伝性乳癌卵巣癌に関する教育研修、遺伝性乳癌卵巣癌の患者等の登録、遺伝性乳癌卵巣癌に関する調査研究を行います。
ひとをつくっている二重らせんのDNAをモチーフに、そして二重らせんに見えながらひとにみえるモチーフとしました。
モチーフを彩っている色は、SDGs(Sustainable Development Goals; 持続可能な開発目標)と同じ17色。
H(Hereditary)に対する「持続的な」「開発」に向けて邁進する機構をシンボリックに表現しています。
また、乳癌・卵巣癌のみならず、他の関連腫瘍など様々な癌腫への展開も考えられる機構と捉え、乳癌と卵巣癌のシンボルカラーを中心に据え、多彩に展開することを色彩から想起させています。そのため「H」の文字に色を与えています。
あえて横棒にのみ色を与えたのは、縦割りではなく横断的に展開することを期待したためです。