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施設認定事業
施設認定事業

HBOC診療の施設認定がめざすところ

JOHBOCは、これまで遺伝性腫瘍医療の発展において、施設認定、教育、診療指針の整備を通じて、その質の担保に努めてまいりました。これらの取り組みは、関係各位のご尽力のもとに積み重ねられてきたものであり、その理念と実績を継承していくことが重要であると考えております。
近年、遺伝医療を取り巻く環境は大きく変化しつつあり、HBOC未発症者への保険適用拡大など、新たな局面を迎えております。こうした中で、遺伝学的検査およびその後の医療を、いかに安全かつ適切に社会実装していくかが、これまで以上に重要な課題となっています。
JOHBOCは、施設認定を基盤とした質の担保を軸に、多職種・多学会の連携を促進し、患者・当事者と医療をつなぐ役割を担う組織として、その責務を果たしてまいります。また、個々の患者にとって最適な選択がなされるよう、Shared decision makingの視点を大切にした医療の実現にも貢献していきたいと考えております。

HBOC診療体制を患者ならびに医療関係者に分かりやすく示すため、JOHBOCではHBOC診療を行う施設を「基幹施設」「連携施設」「協力施設」の3つに区分し、施設認定を行っております。これにより、各施設において提供される医療サービスを明確化し、適切な医療へのアクセスを支えることを目的としております。
HBOC未発症者への医療の広がりに伴い、遺伝腫瘍医療には、より一層の質の担保と適切な診療体制の整備が求められています。JOHBOCは、こうした社会的要請に応えるべく、施設認定を通じて質の高い医療の提供と、その価値が適切に伝わる仕組みづくりを推進してまいります。
施設認定の要件および詳細につきましては「施設認定事業規則」を参照ください。

HBOC診療体制を整備することにより、将来的にはHBOC診療管理加算などの保険適用や、認定遺伝カウンセラー®の国家資格化に関する道を拓くことも目標としています。

2026年4月吉日

一般社団法人日本遺伝性乳癌卵巣癌総合診療制度機構 

理事長 大野 真司